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アンテナ システム
V-ダイポール+10m用導波器と反射器

2013/11/11
JE3PRM (WE3PRM)
Shingo Takimoto

私のアンテナは広く利用されている一般的な 7,14,21,28MHz 4バンド V型のダイポールです。 これにこの給電点より70cm上に水平に10m用の導波器と反射器を追加し、3エレ八木として働くようにしました。 勿論給電は他のバンドと共通ですから、10mバンドはラジエータはV型(90度)で、導波器と反射器は水平ですから、適切に働くかをシミュレータを使って確認しました。


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この設計には、アンテナシミュレータ MMANA(または MMANA-GAL)を使用しました。 これにより最適な設計が可能でしたし、完成後の実際に使用した感じも満足できるものでした。  導波器長さは 4.7m 、反射器は5.6mで、水平位置で70cm給電点より上に配置しました。 ブームは3mです。 シミュレーションによるとブーム長は4m程が最大でしたが、手持ちの材料などの関係で3mとしました。 MMANAによる計算で下図のようなパターンが得られました。 これによると利得10dBiと3エレ八木として働く事が示されました。 このデータを ここにアップロード しますので、参考にしてください。

また、この2本のエレメントの追加で給電点のインピーダンスが変わってしましたので、その解決には便利なオートアンテナチュナーを給電点に入れ、リモートでマッチングを取っています。 このチュナーは米国MFJ社 MFJ-994 です。


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